報道によれば、5月19日、石破総理は国会で「(日本の財政は)ギリシャよりもよろしくないという状況だ…」と発言したそうだ。民主党の菅直人氏のかつての失言ならまだしも、自民党の現総理が、野党から “突っ込まれた” からといって、”むきになって“、”迂闊な発言” をすることは許されない。市場や日本国経済に計り知れない影響が及ぶわけで、立場を理解したうえで発言は慎重にしてほしい。この<総理とも思えない発言>を自民党内ではどのように評価しているのか。国会で突っ込まれると、”むきになって”、”子供の喧嘩のように” 反論する石破氏を、党としてどのようにコントロールしているのかを聞かせてほしい。石破氏の能力に疑問があるなら、森山幹事長などの責任者が前もって発言をチェックし、党として彼をコントロールすべきだ。さもないと選挙に負けるよ。
FNNの報道によれば、石破首相は、国民民主党の浜野議員に対して日本の財政状況と金利について「金利がある社会・世界の恐ろしさというものは、よく認識をする必要があ」と指摘し「金利ある世界は現出しており、我が国の財政状況は間違いなく極めてよろしくない、ギリシャよりもよろしくないという状況だ。税収は増えているが、社会保障の費用も増えているわけで、そういうことを全て総合的に勘案していかなければならない。そこにおいて減税をするのだ、財源は国債で賄うという考え方には私どもとしては賛同しかねる」と述べた…そうだが