PX-S3U2基板をPTCヒーターで温める「低温病対策」
PLEX PX-S3U2
PLEX PX-S3U2は、2011年7月発売の「地上デジタル・BS・110°CS対応USB接続チューナー」で、発売当初からチューナー見失い問題(USBが認識されなくなる)が指摘されていた。「USB電源をOFF/ONできるハブ」とか、「チューナー動作を監視して
PX-S3U2基板(ver1.1)
基板のバージョンが上がると対策がなされているらしいが、写真の「PX-S3U2_ V1.1」は低温病罹患基板だ。写真右端のやや小型のUSB制御用チップ(ASICEN ASV5211)やその右上方にある水晶発信子を温めると正常に起動すると言われており、実際にストーブでこの部分を温めると起動することが確認されている。

PTCヒーター(5V40℃)
基板をストーブやドライヤーで温めると起動することは分かっていたので、温めた(起動する)基板上のASV5211チップの温度を非接触式温度計で測定した。表面温度37℃程度で起動が確認できた

PTCヒーターに通電、約1時間加温したところ、チューナーは問題なく認識され正常に起動した。その後、何もしなくても継続して動いているので、対策は有効だったと考えている。なお、PTCヒーターの電源は回路への影響を考えて、基板からは取らず外付けの構成とした。
※² 基板を55℃まで加温、この状態でUSB接続し、チップ温を測定、37℃での起動が確認された。その後、35℃までの低下なら起動したが、34℃ではUSB電源を断入しても起動しなかった。
